カラオケのテロップ風の文字を表示するカスタムオブジェクトです。
使い方
テキストの表示
まずは、カスタムオブジェクトから「カラオケテキスト」をタイムライン上に用意します。
はじめはこのようなテキストが表示されます。
トラックバーの進行度
から、0~100%で変化の割合を指定します。
中間点を使いながら直線移動をすると、曲に合わせてテロップの色を変化させることができます。
設定ダイアログでは、テロップの設定を行うことができます。
テキスト
からテロップの文字列を指定できます。
ふりがなは|文章《ぶんしょう》
のように記述することで表示することができます(小説家になろうの構文と同様)。
ふりがなの位置がフォントによってズレる場合は、ルビ調整から微調整を行うことができます。{x, y}
という形式で相対座標を記述すると、ふりがなの座標が変更されます。
テンプレートの作成
@カラオケテキスト.obj
と同じ場所にあるkaraoke_text
フォルダ内に、テロップの見た目のテンプレートファイル(Lua)を用意することができます。
色や座標などといった情報をテーブル形式で保存します。
一部パラメータはnil
とすることで、設定ダイアログやトラックバーの値をそのまま使用します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 | data = { edgeBokeh = 10, --縁ぼかし edgeColor = { right="0x000000", left="0xffffff"}, --縁色 gradColor = { right={"0xffffff", "0xffffff"}, left={"0x117ad7", "0x0f2d47"} }, --グラデーション色 --値をオーバーライドしない場合は、nilを指定してください font = nil, --フォント名 rubyOffset = {nil ,nil}, --ルビ位置調整 align = nil, --左右寄せ(0~17) size = nil, --テキストのサイズ rubySize = nil, --ルビのサイズ edgeSize = nil, --縁のサイズ gradWidth = nil --グラデーションの幅 } |
作成したテンプレートは、設定ダイアログ内のテンプレート
からファイル名を指定することで読み込めます(拡張子は不要)。
ただし、ファイル読み込み
のチェックボックスをオフにしていると、テンプレートは読み込まれません。
設定項目
場所 | 内部変数 | 名前 | 値 | 概要 |
トラックバー | obj.track0 | サイズ | 数値 | テキストサイズを指定します。 |
obj.track1 | ルビサイズ | 数値 | ふりがな部分のテキストサイズを指定します。 | |
obj.track2 | 縁サイズ | 数値 | テキストの縁のサイズを指定します。 | |
obj.track3 | 進行度 | 数値 | テロップの色変化の割合を0~100%で指定します。 | |
チェックボックス | obj.check0 | ファイル読み込み | ブール値 | オンにすると、テンプレートからテロップの外観の設定を読み込みます。 |
パラメータ設定 | l | テキスト | 文字列 | 表示するテロップの文章を指定します。|文章《ぶんしょう》 のように記述すると、その部分にふりがなを表示します。 |
font | フォント | 文字列 | テキストのフォントを指定します。 | |
template | テンプレート | 文字列 | テロップの外観設定を指定したテンプレートのファイル名を指定します(拡張子不要)。 | |
align_raw | 左右寄せ[0-17] | 数値 | 左右寄せの設定を0~17で指定します。 | |
offset | ルビ調整 | テーブル | ふりがな部分のテキストの位置を相対座標{x, y} で記述して調整できます。 | |
debug | デバッグ | 数値(chk) | デバッグ文を表示します。 |
ダウンロード
カラオケテキスト
textmoduleが必要です。LuaJITの導入が必要です。
[blogcard url=”https://github.com/shumm7/AviUtl-KaraokeText/releases”]
Newカラオケテキスト(更新停止)
textmoduleが必要です。LuaJITの導入が必要です。